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ブルゴーニュ 赤

【ポンソ】 ブルゴーニュ ルージュ キュベ デュ パンソン [2006] 750ml・赤 []


【ポンソ】 ブルゴーニュ ルージュ キュベ デュ パンソン [2006] 750ml・赤 []

評価: 4.25

レビュー: 4件のレビューがあります。

色赤品種ピノノワール種 100% 容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ地方 オート・コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ村 格付け ACブルゴーニュドメーヌ・ポンソ Domaine・PONSOT キー・ワードはグラン・クリュ、ヴィエーユ・ヴィーニュ、 超低収量、最低限のSO2、新樽不使用 現在ドメーヌを取り仕切るのは50代のローラン。1980年代初頭より父ジャン=マリ・ ポンソの名声を高めた人物だが、現在は引退とドメーヌの運営に携わるが、 ブルギニヨンというかこれぞヴィニュロンといった風情の父ジャン=マリに対し、 雰囲気はアーティストのそれといったふうで全く対照的。 ドメーヌは1872年、設立者であるウィリアムがモレの村にクロ・ド・ラ・ロシュ、 モン・リュイザンなどの区画を購入したことに始まる。弁護士でもあった2代目 イポリットは1932年と早い時期にドメーヌ元詰めを開始、また1935年のアペラシオン 制度策定時、ブルゴーニュ地方の委員のひとりでもあったが、その息子がローランの父、 ジャン=マリ。 トータル12ヘクタールのドメーヌは半分以上の6ヘクタールをグラン・クリュが占める。 その2分の1強がフラッグシップのクロ・ド・ラ・ロシュで、このクリマにおける 最大の地主となっている。グラン・クリュの割合の高さに加え、植えられている ぶどうの樹齢もクロ・ド・ラ・ロシュで50年を超え、クロ・サン=ドニでは90年という 超ヴィエーユ・ヴィーニュで、他のクリマも平均で30年から40年以上と安定している。 クロ・ド・ラ・ロシュには3区画を所有するが、ひとつは最もジュヴレ寄りの リュー=ディ・モン・リュイザンにある。この区画のすぐ上がプルミエ・クリュの クロ・デ・モン・リュイザンで、ポンソのモノポール。さらに上部はヴィラージュの モン・リュイザンとなっていて、ドメーヌのモレ=サン=ドニACはこの区画から つくられている。要するにポンソは最も標高のあるヴィラージュのモン・リュイザン からクロ・ド・ラ・ロシュのモン・リュイザンまで一続きに区画を所有しているこ とになり、ブルゴーニュの醍醐味ともいえるテロワールの異なりを 存分に愉しむことができる。 ポンソで産するワインは、グラン・クリュ以外は各々愛称が付けられていて、 なかでもモレはヴィラージュがキュヴェ・デ・グリーヴ、プルミエ・クリュが キュヴェ・デザルーエットとそれぞれ小鳥の名となっている。そのプルミエ・クリュは クロ・デ・モン・リュイザンの1ヘクタールと、クロ・ド・ラ・ロシュの若木といっても 18年未満のぶどう樹で、他のドメーヌであればグラン・クリュ としてリリースするような樹齢であるをデクラッセした区画からつくられている。 ドメーヌの大きな特徴ともなっている収穫量は、クロ・ド・ラ・ロシュなど グラン・クリュで定められている上限はヘクタール当たり35ヘクトリットルだが、 ポンソにおいては平均で3分の2から半分、少ないときには3分の1以下ということも しばしば2003年、クロ・ド・ラ・ロシュでは3.2ヘクタールの広さがあるにもかかわらず、 生産量はマグナムで3333本しかなかった。さらに2005年のクロ・サン=ドニは ヘクタール当たり、たったの12ヘクトリットルという低さだった。この低収量は、 多産系ではないクローンの使用と遅い剪定、さらにリスクを伴う春の エヴァジバージュで芽の数を徹底的に抑え、実現している6月、7月のヴァンダンジュ・ ヴェールトはおこなわない。 ぶどうは完熟の極みで収穫するため、アルコールはしばしば13パーセントを超える 2005年のクロ・ド・ラ・ロシュは15パーセントに達したため、基本的にドメーヌでは グラン・クリュに関してはシャプタリザシオンはしない。 収穫されたぶどうは除梗、破砕2005年のいくつかの銘柄は破砕せずに発酵槽行きとなった され発酵開始となるが、SO2を必要とする低温のマセラシオンはせず、代わりにピジャージュ を日に2回から3回と多めにおこなう。そして圧搾は年代ものの垂直式のプレス機。 建設中だったカーヴも完成し、果汁、ワインはポンプに頼ることなく、グラヴィティ・ フローにより負荷をかけずに移動できるようになった。 自然派などが売りにしているSO2不使用も、1980年代初期と四半世紀以上前から 取り組んでいる発酵時には不活性ガスで代替し、瓶詰め時に極少量用いるのみで、 結果的に他のドメーヌで使用する量の3分の1から5分の1となっている。また多くの つくり手がグラン・クリュほど高い割合であてがう新樽もポンソでは一切用いない。 生み出されるワインは非常な凝縮感といっても色濃く、濃厚なそれとは全く 異なるがあるにもかかわらず滑らかな喉越しの、少しもその重さを感じさせないピュアな 仕上がり。ローランの代になってからは上にも述べたようにSO2の使用を極力抑え、 新樽の使用もなくなり、ワインはよりシルキーさを増し、テロワール毎の特徴を 如実に体現する艶やかでピノ・ノワールの精髄といったものを十全に感じさせて くれるものとなった。 このような赤で知られたドメーヌだが、驚きの白を生んでいる。モノポールとなるモレの プルミエ・クリュ、クロ・デ・モン・リュイザンがそれ。用いるぶどうはほとんどの アリゴテ種に少量のシャルドネ種2005年はアリゴテ種100パーセントで、ワインはよくある ブルゴーニュ・アリゴテなどとは似ても似つかぬ滑らかな風味で、全く別種の白といった 趣のポンソならではの味わいのもの。 1999年ヴィンテージからは熱感知シールキチンとした温度管理のもとにあれば、 出荷時と同じ白色のマークだが高温に晒されると、濃灰色に変化するも搭載、 ドメーヌの手を離れた後のワインに対するケアにも真摯な姿勢を示す。 近年はクロ・ド・ヴージョもポートフォリオに加わり、7つの グラン・クリュを擁するまでになったポンソ、間違いなくブルゴーニュ 最上のドメーヌのひとつである。

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